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加工材質特性
 上村航機では、ステンレス合金・ニッケル基合金・コバルト基合金・チタン合金、鉄基合金、高圧アルミニウム合金などが主な加工材で弊社で加工する材料の80%以上を占めるこれらは、「難削材」と呼ばれるものであります。

 「難削材」とは、加工が著しく困難な材料のことを一般的にそう呼ばれています。

 なぜ、切削が困難なのか?

  「難削材」といっても、様々な物があり、個々に特性が違いますが 共通する大まかな性質を持っています。

加工材種の例
A286 N155 17-4PH 17-22AS
I NCONEL 600 I NCONEL 625 I NCONEL 700 I NCONEL 706
I NCONEL 713C I NCONEL 718 I NCONEL 792K I NCONEL 909
A2017 A2024 A7075 WASPALOY
HASTELLOY-X HA188 X-40 X-45
TI 6AL4V FV535 SCS SCPH
SCM SNC SNCM SUS
FCD RENE80 RENE41  

特性@ 熱伝導率が低い

 加工することで熱が発生します。この熱は工具と加工物とで分散されますが、 熱の伝わりが悪い加工物だと工具の方にばかり熱が伝わり、 刃物へのダメージが大きくなります。 このことにより工具の寿命が極端に短くなります。

特性A 加工硬化しやすい

 これは加工した表面が元の硬さ以上に硬くなることで、硬くなったところを また加工することで工具寿命への影響が大きくなります。
 加工硬化層の表面は母材硬度の3倍と言う説もあります。

特性B 工具との親和性が高い

 親和性が高いとは、工具刃先に材料がつきやすい(溶着)ことで 工具寿命・面粗度・切りくずの排出などにも悪影響を及ぼします。


 これらの代表的な特性がある「難削材」ですが、弊社で加工する材質の中で、ニッケル基合金があります。
 これは耐熱合金と呼ばれる部類のもので、高温強度が大きい為工具寿命が短く、切削抵抗が大きく、加工時間も多く必要としています。